World Stationery Gift Project

2025/03/12

2025年3月12日、私たちはWorld Stationery Gift Projectの一環として、羽田空港からANA便でマニラの第3ターミナルに向けて出発しました。このプログラムは、教育支援と国際交流を目的としたもので、特に文房具の寄付を通じて、発展途上国の子供たちに学習環境を提供することを目指しています。

3月の穏やかな朝、羽田空港の国際ターミナルは出発の活気に満ちていました。搭乗手続きを済ませ、私たちは指定のゲートに向かい、ANA便に乗り込みました。フライトは順調で、約4時間後にマニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の第3ターミナルに到着しました。

NAIA3(Ninoy Aquino International Airport)では、RCDM(Rotary Club of Downtown Manila)の会長・Louie Cochanco氏とPP Birchardが出迎えてくれました。彼らは親切で到着を歓迎してくれました。短い挨拶の後宿泊先のホテルに向かい、現地の活動についてのブリーフィングを受けました。マニラ滞在中、私たちはいくつかの学校を訪問し、文房具を直接手渡す予定です。また、現地の教育関係者とのディスカッションを通じて、今後の支援活動の方向性を探る機会も持つ予定です。子供たちの笑顔と学びへの意欲を直接感じることができるこのプロジェクトを通じて、私たちはさらに多くの人々と協力し、持続可能な支援の方法を模索していきたいと思います。

このレポートでは、私たちの出発から到着までの一連の出来事と今後の活動予定について紹介します。World Stationery Gift Projectを通じて、より多くの子供たちに笑顔と希望を届けるため、これからも努力を続けていきます。

私たち4人は沢山の文房具の入った大きなトランクを持参し、税関で中身の検閲で引っ掛かりましたが無事に通過し入国することが出来ました。そしてThe Hotel Manilaまで。

そしてチエックイン後しばし休憩。その後3つの学校に持参するので分別を始めて1時間、それが完了した頃RCDMのPP Birchardがウエルカムディナーの迎えに来てくれたので4人で出かけました。

場所は「BISTRO REMEDIOS」という美味しいという評判のところです。そこには昔からの知り合いであるPP・Aruseio,PP・Willie Yu、PP・Jardin、President・Louie Cochanco氏が既に到着しており、しばしの旧交を深めました。

 

2025/3/13日

9時にホテルに迎えが来ており、学校に向けて出発です。その学校までは約50分間かかり、道すがら沢山のお店が並んでいました。なかでもきれいな花を飾った花屋さんが沢山あったのには  びっくりです、しかも心が和みました。San Francisco Elementary School に到着すると此処は保育園も兼ねており、教室に入ると賑やかで私たちが来るのを心待ちにしていたそうです。幼稚園生に文房具を配る際、園児たちは教室の床に座っているので、鉛筆を手渡すのには私たちがしゃがまなければならないので結構大変でした。幼稚園が終わり、次は小学生に渡すのですが生徒は女子だけでしたので、どうして女子だけなのと質問をすると「今日は女子の登校日です」、男子は明日来ますとの事で、生徒数が多く交替制で登校し勉強すると言っていました。

程よい汗がにじんできて何となく達成感が湧いてくる、こんな気持ちは久しぶりでした。

文具の配布を終えて、近くの中華料理店で反省会を兼ねた昼食を御馳走になりホテルまで帰りましたが暫くの休憩後に「世界三大サンセット」を見に行こうと話がまとまり、マニラ湾を望むところまで車に乗せてもらい日没を待ちながらのロータリー談義です。

やはりマニラ湾の日没は「素晴らしい」の一言に尽きます。その後はSM Mallでショッピングを楽しみ、フィリピン料理とサンミゲールビールで乾杯し、最後は有名なデザートの「ハロハロ」で舌鼓を 打ちながらゆったりと夕ご飯を堪能しました。

2025/3/14日はホストクラブが変わって、RC Manila Premiaであります。

このクラブと共同で昨日と同様の事を行う、場所はKarangelen Elementary Schoolです。ここでは小学校の生徒たちが楽器や歌で歓迎してくれ、このような事は私たちの心を本当に和ませてくれました。

生徒数は2,250人を多く、予定して日本から持参した鉛筆、ノートや消しゴムが無くなってしまい 高校生に配るものをここで配ってしまいました。昼食後には不足分を近所のマーケットに買いに行く事になってしまいました。このような事で気持ちも動揺してしまい、次回からは確りと生徒数を把握し、確認したいと思います。

昼ご飯は会員のご自宅でご馳走をふるまって下さり感謝です。さて次はRIZAL HIGH SCHOOL ですが、此処の生徒は4000人いるとの事でしたので校長先生にお願いして一括して生徒たちに配布のお願いをしました。校長先生にお聞きしますと、授業は午前と午後に分けて行っているそうです、何故なら教室が不足しており、先生方も足りてないそうです。

 

2025年3月15日は朝9時にWillie Masangkay氏がホテルに迎えに来てくれ、近くのイントラムロスと呼ばれているスペイン占領時代の遺跡の街ややフィリピン独立の父と呼ばれるホセ・リサールが投獄されていた、Fort Santiago要塞やその博物館を見学しました。更に、世界遺産登録の2つの教会を見学し、スペイン風のホテルや街並を見た後にレストランでスパゲッティのランチを食べる。

後、ホテルオカダのカジノを見学し、広さや豪華さに圧倒されてカジノでは見るだけにしました。

今度は中華街を歩いて見学するだけで14、000歩を歩き周り、最後にQuiapo教会を見学するが土曜日でもあり沢山の礼拝者がいました。広場の混雑を避けて、ホテル近くの「中華レストラン・エメラルド」で夕食を楽しみました。閉店まで料理を堪能し、楽しい時間を過ごしました。プロジェクトや観光について話し合いました。  

ホテルに帰り、シャワー浴びてベッドにはいりぐっすりと眠りました。

 

2025年3月16日

名残惜しいが本日帰国です。10時に、ホテルをチエックアウトして、タクシーでNAIA3までの料金は500ペソ。空港ラウンジで休憩後搭乗。羽田空港には20時に到着ですがここは雨と風が吹く。

無事に自宅まで到着しました。

 

 最後に、マニラ滞在中、私たちは幾つかの学校を訪問し、文房具を生徒たちに直接手渡しました。現地のロータリアンや教育関係者とのディスカッションを通じて、今後の支援活動の方向性を探る機会を持ち、子供たちの笑顔と学びへの意欲を直接感じ取ることが出来るこのプロジェクトを通じて、私たちは更に多くの人々と協力し、持続可能な支援の方法を模索していきたいと思います。

このレポートでは、私たちの出発から到着までの一連の出来事と子供たちに笑顔と希望を届けるため、これからも努力を続けていきたいと思います。 

 

東京中央ロータリークラブ  太田 嘉正

 

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