江戸下町の会

江戸下町の会

~「歌舞伎公演観劇とその後の中村扇雀さんをお囲みした懇親会の報告~

  文責:「江戸下町の会」会長 武笠和夫

 

「江戸下町の会」では、令和7年9月9日(火)に、会員同士の親睦を深め、交流を広げるために、歌舞伎公演観劇とその後、イタリアンレストランで出演者の中村扇雀さんを囲んだ懇親会を開きました。

 新国立劇場で、扇雀さんのご出演の演目の、義太夫狂言の3大名作のひとつ『仮名手本忠臣蔵』より、「二段目」と「九段目」の二幕三場を観劇致しました。二つの家族を通して、武士の忠義と家族の情愛との間で葛藤する人間ドラマを見ることができました。主な出演者はすべて初役で挑み、白熱した舞台が繰り広げられました。きびきびとした所作の中に躍動感が感じられ素晴らしいものでした。皆さんとご一緒にその舞台空間で名作の醍醐味を堪能させて頂きました。

 その後、近くのイタリアンレストランで、中村扇雀さんを囲んで楽しいひと時を過ごすことができました。山田和之会員から最初に開会の挨拶をして頂き、乾杯のご発声を東京品川ロータリークラブの富澤為一パストガバナーにして頂きました。

会食が始まり、中村扇雀さんから歌舞伎の基本的な所作や女形、声の出し方など様々なことを詳説して頂きました。その後、ご参加者の22名全員から順番に一言ずつご感想を頂き、扇雀さんからそれぞれに中身の濃いご丁寧なコメントを頂き嬉しく思いました。

最後の挨拶を私武笠と、新会員に挨拶と関東一本締めの手締めの後、記念に集合写真を撮りお開きになりました。皆様ありがとうございました。

 

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